【思考整理の回】AKB襲撃事件の詳細をつかもう〜無職の犯罪者の多さと格差社会〜
- 2014/06/12
- 21:03
今回は思考整理の回です。うつ病対策・精神疾患対策は述べません。
(長文が厳しい方、今回は飛ばして問題ありません)
日本で今、何が起ころうとしているのかを思考して整理する
しかし、このような思考法を持てば、社会や個人がより幸せになれるのにな。という願望は持たせてあります。
テーマがAKB襲撃事件ですが、どうにかポジティブな落ちに持って行きたいと思っています。
さて、トップ画像は貧富の格差の象徴のスラム街です。昔の経済評論家やSF作家は真剣に日本にもスラムが発生するだろうと予測していました。
確かに限定的にスラムのような街が存在しますが、そこが超放棄的措置のエリアだとは誰も認識しません。はっきり言って、お昼ならば誰でも行けるレベルです。
しかし、私は彼らの未来予想は当たっていたと考えます。「出る場所」が異なったのです。昔の作家は「スラム=貧困街」のイメージから脱却できていませんでした。
さて、現在「出る場所」がどうやら判明しつつあります。Twitterや2ch、Facebookなどで犯行声明をするなり、全くしないでいきなり突っ込むという「拡大自殺」型の生き方です。
つまり、スラムで暮らすくらいなら、刑務所でご飯を食べよう、または死んで伝説になろうという層が誕生しました。
今、日本国にある「格差」は「金銭的格差」と「リア充的格差」だと言えるでしょう。
「金銭的格差」は想像しやすいですよね? 派遣社員やブラック企業従業員がこれに入るでしょう。
無論、無職やニートもこれに入らざるを得ません。では、「リア充的格差」とは何でしょう?
(「リア充とは「リアルが充実していてモテる男性(まれに女性)を指します」。イケメンとは少し違った属性を持ちます。イケメンは昔のハンサムですが、リア充は友人に囲まれ毎日が楽しいならば成立します)
「リア充的格差」と格差社会が起こす問題
DSC05204s by HotlantaVoyeur
とある2ch(ネット住民)は言います「この写真のようなレベルの女と遊んだことの無いヤツは非リア充ww」
私はオーストラリアに旅行に行った際に、仲良くこのレベルの女性達と遊びました。
が、日本では「非リア充」です。友人は数より質だと思っていますし。なぜこのような話になったのかと言うと、自分の人生が充実しているなら、それはもうリア充だよ、ということを伝えたいからです。
細かい、一個一個の条件に当てはまっていなくてもリア充は成立します。ホリエモン、前科者です。でもリアルは充実しているでしょう?
うつ病を抱えている人は、双極性を抱えている人は、その他の精神疾患を抱える人にとっては、それらを克服することが「リアルが充実」することへの第一歩です。全く気にする必要はありません。
社会的に見た「金銭的格差」と「リア充的格差」を同時に持つ人間
某大手新聞に「無職は犯罪者予備軍」と報じられました。ここ最近の無職の犯罪率が高いことが原因でしょう。しかし、これには無職の多さを是正しない社会にも原因の一端はあるでしょう(犯罪自体が無罪放免になる訳ではありません)。
昭和の終わり頃「ホームレスには喧嘩を売るな、あいつら何も持っていないから向こう見ず(誰にでもどんなことでもやってしまう)」というフレーズが流行ったようです。
この感覚が、「金銭的格差」と「リア充的格差」双方を持っている人間から出やすい傾向があるだと、新聞社は主張していることと共通する部分です。
事実、毒物混入事件、幼女殺害事件、AKB襲撃事件も無職の犯罪でした。もちろん全ての無職が犯罪者予備軍だとは断言できません。
ただ、彼らがある種「テロリスト」に近い存在だと認知されてしまうのも、おぼろげに理解できるはずです。
お金もなく友人もなく、楽しい人生が待っていないのですから。
今回の事件を理解する上での切り口
私がTwitterでフォローしている人に、ガイナックスの初代社長の岡田斗司夫さんがいます。最近ホリエモンと共著を出してTwitterで有名になりましたね。
彼の元にこんな質問ツイートが届きました。
「AKB襲撃事件の犯人の武器『ノコギリ』は正しい選択だったのでしょうか」
岡田斗司夫「他人を傷つけている時点で正解ではありません」
このようなやり取りがありました。しかし、この回答、時間が無い中でやっていたとしても「解決策」が語られていません。無論、時間があれば岡田さんはやり遂げるのでしょうけれども。
私なりに犯人の動機と社会的な不遇を回収するための方法を模索しました。
「金銭的貧困者」と「リア充的貧困者」が取るべき方法
Schwarze Sulm Demo / Global2000Schwarze Sulm Demo by Global2000
ちょっと大胆な質問をした彼ですが、「武器に正解があるかないか」を聞いています。これには答えがあるのではないかと思うのです。
彼の犯行動機は「誰でも良かった」。この言葉、彼の本心でしょうか? 私には「こんなつまらない人生を終わらせたかった」と聞こえます。
2つの格差を抱えていた彼は、おそらく目立ちたかった(AKBをわざわざ選択している)か、拡大自殺をしたかった(人生をストップさせたかったか)のどちらかです。
事実、犯罪者の多数はこのような発言をしますし、インターネット各所で後者のような意見は毎日確認できます。
つまりこれらを解決するような活動ができる武器が「正しい武器」だったのではないでしょうか?
情報発信=ゼロ円の時代だからできる手段
witter Pack by carrotcreative
ここまでくれば、もう皆さんお分かりですね。正解の武器は「情報」です。それはプラカードを持って「格差是正」を叫ぶもよし、Twitterで拡散するのもよしです。
そう、Twitterやソーシャルメディアは、そのような弱者のためのタバコのような存在なのです!
どうにかしろ! どうにかしてくれ! の精神を暴力ではなく、主張として発信しましょう。
刑務所に入り、保釈金を払い、社会的な制裁も受け、何より他人を傷つけるような行動力があるならば、情報の拡散くらいは容易いでしょう。
政治を語るもよし、経済も語ってよし、情報を発信するのは無料です。そして少し手間を加えれば世界中に拡散します。「世界中の俺と同じようなやつ、話あおうぜ!」こんな情報発信がより正解に近いのかも知れません。
「金銭的人間的に恵まれない人」がいたとして、彼らはそれを暴力として発散すればするほど、より自分の生活範囲を狭めてしまいます。
それをやるくらいならデモでも起こしてみましょう!(イギリスでは週に2回は大きなのがやってますよ)
本来ならば、各社社会の是正方法を提案できると最高だったのですが、次回の思考整理回までの宿題とさせて頂きます。
こんな長文をお読み頂き、誠にありがとうございました。
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